【Pocketの手】のデジカメ機能サポートpart1

前々からずっと懸案だった、【脆弱なW-ZERO3のデジカメ機能を実用レベルまで引き上げるには?】という結論を出すべく、Todayいぢりご法度ながらもデジカメ機能を強化する要素を含んでいるというアプリ【Pocketの手】の導入・運用を開始しました(←結局嬉しがって使っている)。同アプリには【エッジ効果補正】、【ガンマ補正】と【ホワイトバランス補正】の3要素の調整が可能になっています。平たく言うと、【エッジ効果補正】とは、画像のシャープさを改善する補正、【ガンマ補正】とは自然な色調に調整する補正、そして【ホワイトバランス補正】とは色の付いた光で変化した画像発色を調整する補正のことを差しています。これらの適正値を出してやれば、画像にめりはりがなく、色調が低く、鮮やかさに欠けるW-ZERO3の撮影画像ももっと見栄えがしてくるはずです。

【Pocketの手】におけるデジカメ機能改変は、同アプリを起動して【その他】と書いてあるタブをクリックすると、先程説明した、【エッジ】【ガンマ】【ホワイトバランス】というインジケーターがあります。その値を上下矢印で適当な値(0〜512)に設定してやればいいわけです。しかしこういった画像の設定最適値というものは、その人の感性・主観に左右されることが多いので、最もいい条件はこれだ!とは言いづらいです。そこで、その判断をしていただくためのサンプルをご用意してみました。今回は特に、W-ZERO3の撮影画像は眠たい、とよく言われますので、画像のシャープさを向上させるように、【エッジ】補正を積極的に変化させてみました(敢えて元画像を加工せずアップロードしますので、重たかったらごめんなさい)。



エッジ補正0。なんとなく眠たい感じがするw


エッジ補正50。空と壁の境界線など、ちょっとその判別が付きやすくなった。


エッジ補正100。50の時との大きな変化点は判り辛い。


エッジ補正150。外壁の縦ラインが荒れつつある。個人的には最も好条件。


エッジ補正200。色調が明るく見えるのは光線の具合。


エッジ補正250。外壁の細かな描写などが荒れつつある。


エッジ補正300。


エッジ補正350。


エッジ補正400。


エッジ補正450。


エッジ補正500。


といった具合でした。個人的には【50】ぐらいが最もシャープかつ画像の荒れも目立たないかな?という所見を持ちました。今回のこの実験で難儀したのは、【Pocketの手】の【その他】条件を変更するたびに、レジストリへの登録作業&リセットを必要としたために、1撮影の時間が掛かったことです。使ってみようという方は、事前に撮影条件を出しておいて、セッティングをしていたほうがよさげですよ( `ー´)


(追記)id:mikiofukuさんからフォローいただきました。

エッジ設定は W-ZERO3 を再起動しなくても「カメラと画像」を再起動するだけでエッジは反映されます。