情報は連鎖・連関して引き出されるもの

個人情報とPDA
Shu-Style(W-ZERO3 Style)

2006年4月に個人情報保護法が適用されて、個人や機関、会社でもその情報の取扱に対して非常に慎重になる必要性があります。特に、大量の個人・企業情報を扱う企業や団体は、情報の取扱のレベルがその企業価値と比例するとまで言われるぐらいです。しかし、Winny関連のウィルスを発端とする企業・団体からの情報流出のニュースは毎日怒涛のように報告されているのは皆さん周知のとおりです。


では、個人として、各情報の管理・保護をどうする必要があるんでしょうか…。自分の個人情報の保護を図る上では、家庭から出るゴミなどに何でもポンポン捨てていた郵便物などをシュレッダーに掛けるとか、データを搭載した機器類の管理が必要と思われます。勤め先の情報(企業情報)の管理を行う上では、有形・無形データの取扱とデジタル機器類管理の必要が挙げられます。そう、その両極において、当然PDA&スマートフォンも対象となります。何しろPIMに存在する個人・企業情報とマイドキュメント内には様々な情報が詰まっているからです。


いつもお世話になっている【Shu-Style】さんで、【個人情報とPDA】というテーマがエントリ化されていました。その中で取り上げられている【モバイル営業マン】さんからの引用として、W-ZERO3ユーザー(PDAユーザー)が守るべき五箇条というものを挙げておられました。

1、個人データと認識されるものは一切PDAに保存しない。
2、PIM機能はスケジュール、ToDo、メモにしぼる。ただしアドレス帳は法人先、事業先はインプットして使用する。
3、仮に顧客交渉経緯等を記録する際は顧客名を記号化し第三者が見た際個別名を判別できなようにしておく。
4、会社のパソコンとはsyncさせない。
5、言うまでもなく起動時のロックはかけておく。

いずれも自分で実行していることなので、とりあえず問題はなさそうですが、それもセキュリティに対する意識を強く持ってからの話です。是非皆さんも一度、【情報を守る必要性と重要性】について考えてみてください。