昨日参加してみて感じたこと

昨夜遅くまで飲んでいたこともあり、少々気だるい感じに襲われつつ、朝から出かけております。昨日の【WILLCOM FORUM & EXPO 2007】は、少々期待感が大きすぎたせいか、疲れてしまいました。これで、本当のモックでも見られていたら、元気百倍だったんでしょうけど(;ノω`)


一晩経って冷静に判断をしてみたのですが、コンセプトモデルはあくまでもコンセプトモデルである、と思っていた方が良いように思います。W-SIM Styleというコンセプトを持ってすれば、こういった多様なバリエーション展開も可能かもしれないという一例をキャリアとして示したわけであり、ウィルコム的にはこれらのコンセプトモデルは、対ユーザーというよりも、対端末メーカーへ参入メリット訴求をされていたような印象が強いからです。


しかし参入を検討する端末開発メーカーにとっては、W-SIM端末モデルの展示については、少々コンセプチュアルな面が強すぎて(ニーズがニッチすぎる)、その市場性を判断するには難しかったかもしれません。端末の持つ特徴的なアイデンティティ(魅力、と置き換えてもいいかもしれませんが)は、その製品の市場性と比例関係にあります。W-SIM端末開発インフラ導入にかかるイニシャルコスト、開発リードタイムといったものが低減化できれば、参入メリットはあるという判断になると思います。そのためにも、ウィルコムが端末開発プラットフォームを更に整備し、コンシューマユーザーにも企業ユーザーにも受け入れられる端末開発を行える
体制を整えることが必要なのではないか、とも強く感じました。


ユーザーサイドから考えれば、今後はあらゆるユーザーターゲット層において、簡便性・安定性・安全性(鉄板っぽいですがw)という三本の支柱が更に重要になってくるのではないか、とも感じています。的確にユーザーニーズを掌握し、我々の期待をいい意味で裏切る魅力的な端末&サービスを出してほしいと願わずにおれません。