その一方で…

PDA出荷減少に歯止めかからず
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調査会社IDCが4月27日発表した統計によると、1〜3月期の世界PDA出荷は、前年同期より22.3%減少して150万台となった。前年比の出荷減少は9四半期連続となる。

 PDAにはBluetoothWi-Fi、拡張メモリ、GPSといった機能が組み込まれるようになっているが、こうした機能は携帯電話にも採用されているため、PDA市場縮小に歯止めがかからないとIDCは指摘する。

 しかし、いずれ下げ幅が鈍化して市場規模は安定するだろうとIDCは予想。どの程度の規模で落ち着くかはまだ分からないが、ハンドヘルドのコアユーザーと、機能強化によって支えられると見ている。

との話があります。利用者数は押なべて平均化されてくるだろう…という予想が立っているのは、PDA自体が携帯電話と差別化できるような仕組みをもっておらず、機能的に重複することが理由でしょうか。つまり、逆説的に言えば、独自性をもっと打ち出すことが出来れば、世界市場においてもPDA(&スマートフォン)の販売数は増加する可能性があることを、暗に指摘もしています。